薬のミイラを取りに行った人が、死体のミイラになるという意味。
人を捕らえに行った者、または連れ戻しに言った者が逆に捕らえられたり、相手とともに先方にとどまったり、目的と逆の結果になること。最初の目的を達成できずに終わること。
ミイラはみなさんもご存知のとおり、防腐剤で固めた人や動物の死体ですが、本来は、アラビア産の樹液のことで、ミイラを作るのに使った防腐薬のこと。ポルトガル語です。
「みいらとるとてみいらになる」と言ったりもします。
似た言葉として、
ずくびきがずくにひかれる
人捕る亀が人に捕られる
などがあります。英語表現でも
We who went to catch are ourselves caught.
(捕らえに行って捕らえられる。)
To go for wool and come back shorn.
(羊の毛を取りに行って、自分の毛を切られて戻る。)
といったものがあります。
ミイラがことわざに出てくること自体が、なんだかちょっと不思議な感じがしますね。
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